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ヴィクトリアマイル 回顧 [競馬]

勝ったアパパネはこれでG15勝目で全て牝馬限定G1。あとエリザベス女王杯を勝てば史上初めて牝馬限定G1を総嘗めすることになるのだが…[soon]

レース結果            天候;[晴れ]   馬場;良
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[1] ▲ アパパネ        1:31.9  前半3F 33.5 - 4F 44.6
[2] 〇 ブエナビスタ         クビ   上り4F 47.3 - 3F 36.0
[3]    レディアルパローザ   クビ
[4]    グランプリエンゼル   1 1/2
[5]    アンシェルブルー    3/4
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馬券 固いなぁ~[むかっ(怒り)] お呼びでなかったようです。[ふらふら] 

keiba_GⅠ_01.jpg押して押してハナに立ったオウケンサクラが飛ばして2番手エーシンリターンズを6~7馬身引き離す大逃げ。3ハロン33.5、1000mが55.9のスプリント戦並のハイラップとなった。このハイペースを後方から追走したG1馬2頭が直線外に持ち出して差し切ったのだから力が抜きんでている証だろう。

勝時計の1分31秒9はレースレコードで前半、中盤ともレース史上最高ラップとなり、その分上がりは極端にかかっているので、スピードと底力が求められたレースラップと言っていいだろう。3着以下掲示板に載った馬は内々の経済コースを先行して直線も内を突いて粘っただけなのでそれ程価値のある内容ではない。3着のレディアルバローザも着差以上にアパパネ、ブエナビスタとは力差があると見ていいだろう。

                                  前半=中盤=後半
2011 アパパネ        良 1分31秒9 33.5=22.4=36.0
2010 ブエナビスタ      良 1分32秒4 33.8=23.7=34.9
2009 ウオッカ         良 1分32秒4 34.7=23.9=33.8
2008 エイジアンウインズ 良 1分33秒7 35.7=24.3=33.7
2007 コイウタ         良 1分32秒5 34.8=23.4=34.3

アパパネはブエナビスタとの着差こそクビだが内容は完勝だろう。下げて後方からのレースになったが、直線外に出して400のハロン棒あたりから追い出され残り100で先頭に立ち外から伸びてきたブエナビスタをクビ押さえた。母系から古馬になっての成長力に疑問を持っていたが、全く問題にしない勝ち方でマイル前後なら適性と能力は認めざるを得ない。次走は安田記念になるようだが、今日のパフォーマンスなら手薄なマイル路線の牡馬陣とも互角に戦えるのでは…。

道中アパパネをマークする位置のブエナビスタは4角から直線入口あたりで少しモタついたが、直線は息の長い末脚を使い伸びてきての2着。勝馬との差は距離適性だけだろうが、能力的にも頭打ち感は否めないような気がする。次は宝塚記念になるが勝ち運のなさも気になるし伸び盛りの強い4歳世代牡馬陣相手では苦戦するかも?

3番手から粘って3着のレディアルバローザは坂下で一旦先頭に立ったが残り100が凌げなかった。大分力をつけてきているようだが、内々のロスのない競馬でハイペースの高速決着を流れ込んだだけの中身なので過大評価は禁物だろう。次走マーメイドSあたりに出てきたら人気になるだろうが狙いを下げてもいいかも…

本命に推したアプリコットフィズは先団にいていい感じで行っているように見えたが坂を上がるとバッタリ止まってしまい2.5差の殿負け。放牧に出して立て直す必要がありそうだ。

古馬になっての成長力を期待したゼンノロブロイ産駒2頭アニメイトバイオ、コスモネモシンは各々0.4差7着、1.1差11着と見せ場はほとんどなかったが、休み明けで+24Kのアニメイトバイオは直線最後の伸び脚に光るものがあり次につながりそうだ。

 


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