SSブログ

エプソムC 回顧 [競馬]

やはり現4歳世代は強い。と言ってもそれは牡馬陣だけでアパパネあたりに三冠を許した牝馬現4歳世代はウオッカ、ブエナビスタ世代と比較すると雲泥の差があるように思う。 まあ、3世代連続で強い牝馬が出現するなんてことは日本だけでなく世界でも競馬史上ありえないことなのだが…。[soon]

レース結果              天候;[晴れ]   馬場;良
--------------------------------------------------------------------
[1] 〇 ダークシャドウ    1:47.3  前半3F 35.4 - 4F 47.6
[2] △ エーブチェアマン   2 1/2   上り4F 47.7 - 3F 35.3
[3]    セイクリッドバレー  1/2
[4]    キャプテンベガ    ハナ
[5]    ミッキーパンプキン  3/4
--------------------------------------------------------------------
馬券 連敗記録を更新中ですわ…[猫]

kaiko_01.gifいつもならこの時期週末を過ごしていた所は今や計画的避難地域。何が“計画的”なのか判然としないが久しぶりに行ってみた。途中何らかの“検問”見たいのがあるのかと思ったら何にもなし。あっさりと目的地に着いたが自家用車10台以上停まれる庭は草茫々。建物の外観が異常ないのは通り道の家々を見てきたから意外感はなかったが、地震で部屋はガチャガチャになっていると思いながら、カギを開けて部屋に入ると2月に来た時と全く同じ状態で棚に置いていたものもそのまま。“おかしい”“こんなはずはない”と思いながら一通り部屋を見回ったが何ら異常なし。電気も来ているし、固定電話も携帯電話も通じるし、ガスはプロパンなので何ら問題なしと信じられない状況。確かに昔から地盤のいいところだとは聞いていたが、それにしても地震の爪痕くらいあるはずと思って外に出てみると、近くの牧草地には山の斜面から地震で落ちてきたと思われる大きな石が2、3個転がっていた。

文部科学省が測定している近くの、とは言っても約1㎞離れているが、放射線量は1.5~1.9マイクロシーベルトと計画的避難地域にしては低い線量。サラブレットの生産地域でもあったこのあたりだが牧場には馬は一頭もいなかった。みんなどこに行ったのだろう? 無事でいることを祈りたい。

ダンツホウテイのハナでハンソデバンド、スズジュピターが追い外から掛かったアロマカフェも加わり予想以上の厳しい流れに見えたが、4ハロン47.7、1000m59.6なので緩めのペースだろう。直線に向くとアロマカフェ、ミッキーパンプキンがダンツに並びかけるが、そこから馬群を切り裂くように伸びてきたのは1番人気ダークシャドウで一気に2番手以下を引き離し楽々ゴール。

勝ち時計は良馬場では過去10年で最も遅い。上りの時計も平凡で余裕を持って勝ったダークシャドウ以外は重賞レベルにない馬と言っていいだろう。そんな中、1、2着は4歳勢であらためてこの世代牡馬の強さと層の厚さを認識させられた。

                                    前半=中盤=後半  1000m
2011年 ダークシャドウ     良 1分47秒3 35.4=36.6=35.3  59.6
2010年 セイウンワンダー   良 1分46秒1 35.1=35.8=35.2  58.9
2009年 シンゲン          良 1分45秒5 34.8=36.0=34.7  58.9
2008年 サンライズマックス  良 1分45秒9 35.2=35.4=35.3  58.9
2007年 エイシンデピュティ   稍 1分48秒3 35.5=37.0=35.8  60.7
2006年 トップガンジョー     重 1分49秒2 35.1=37.0=37.1  59.4

横綱相撲でG3を制したダークシャドウは2000で3勝しているが、非根幹距離に強いダンスインザダーク産駒なので千八のこの強さは当然なのかも? これで4歳の一線級の仲間入りしたわけだが、如何せん今日のレースレベルは低いので秋のG1戦線で云々できるほどではないように思うのだが…。当面秋の天皇賞が目標になるだろうが、馬券的に狙えるのはここだけのように思う。

後方からの競馬になったエーブチェアマンは直線外に持ち出して伸びてきた。2連勝の勢いを結びつけた2着だったが、力をつけているようなのでG3ならメンバー次第では勝てるかも? 賞金を加算できレース選択も楽になるのでG2、3では注意しておきたい馬だ。

重賞ではローカル専用と見ていたセイクリッドバレーは直線馬群を捌ききれず苦しんでいたが、そこで脚が溜まったのかゴール前の脚色は見応えがあった。スムーズだったらと思わせる内容だったが、こういうエンジンのかかりの遅いタイプの馬は中央では善戦しても3着までだろう。新潟記念狙いでいいのでは?

本命に推したアロマカフェは少々掛かり気味だったが、直線はだらしないほどサッパリであった。成長が止まったのか、それとも調子が落ちているのかわからないが、ヤネが言い訳ばかりの“カツハル”ではどこぞの首相みたいで結果は出せないだろう。

アニメイトバイオは後方からの外々の競馬だったが、0.8差の7着とやはり牡馬との差は歴然だった。三冠馬が出るような世代は往々にして他の馬が弱いことが多いと言われているが、現4歳牝馬世代はそれに当たるような気がする。

 


nice!(11)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:競馬

nice! 11

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。