共同通信杯 予想 [競馬]
土曜のクイーンCを勝ったのはディープインパクト産駒でヴィルシーナ。3歳重賞では“ディープに非ずんば馬に非ず”って感じになってきた。“驕れる平家久しからず”と言う人もいるが、サラブレッドの世界では勢い優先でいいのでは…
逃げ馬不在のメンバーでスローペース必至。直線の瞬発力勝負になりそうだ。推定タイムは良で1分48秒0前後か?
まともに仕上がっているなら、どう見てもディーププリランテとゴールドシップの力が抜けている。どちらもクラシック出走への賞金は足りていて、先を見据えての臨戦過程にあると思うので、そのあたり僅かにつけ入る隙が生じる程度だろう。
戦ってきた相手関係からはゴールドシップの方が上だが、勝ちっぷりの良さからディーププリランテの方が前評判は高い。ステイゴールドにBMSメジロマックイーンは走る馬を輩出している組み合わせなので、ゴールドシップも先々はG1戦線で活躍するだろう。レースぶりが不器用なため直線の長い広いコースに替わるのはプラスなので、スローの瞬発力勝負は少し分が悪くとも底力に期待したい。
ディーププリランテは東京スポーツ杯を圧勝しているが相手関係が楽だった。一線級とは今回が初対戦になるので真価を問われることになるだろう。全姉のハブルバブルが期待された割にはクラシック戦線で伸び悩んだことからも、大物感がどこまでのものなのか半信半疑の所はある。血統的にもBMSのLoup SauvageはRiverman系で日本ではウオッカ(BMS:ルション)、ナリタタイシン(父:Rivlia)くらいしかG1馬を出していない系統なので、期待外れに終わる可能性も有り得る。
前々でレースをすると見ているコスモオオゾラも器の大きさを感じさせる馬である。切れるタイプではないが、長くいい脚を使えるので本来は府中向きと言えるだろう。
藤沢厩舎の2頭も素質馬だがトーセンラーの全弟スピルバーグよりは府中向きと思われるジャングルポケット産駒ジャングルクルーズに期待しているが、連下あたりが妥当な所かも…
まとめると
◎ ゴールドシップ
〇 ディーププリランテ
▲ コスモオオゾラ
△ スピルバーグ ジャングルクルーズ
馬券は見送り。ダービーの参考として見るレースだ。
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