宝塚記念 予想 [競馬]
現4歳世代が春のG1を勝ったのは牝馬のホエールキャプチャ(ヴィクトリアマイル)だけである。三冠馬誕生の条件として同世代に強い馬がいないことがあるが、今の4歳世代にはそれが当てはまりそうだ。
ネコパンチの逃げで2番手にビートブラック、続いてアーネストリー、ルーラーシップの並びか? オルフェーヴルは中団馬群の中あたりだろう。飛ばすネコパンチがペースダウンすればビートブラックが早めに交わすと思われるので、流れは平均以上になり馬群は縦長となりそうだ。
最終週ながら上り速い時計が出ている今の阪神の馬場はそれ程悪くはないようで、日曜も乾いてくることから流れが緩まないなら速い時計が出そうだ。推定タイムは良で2分11秒0前後か。上りはかかるだろうが後ろから行く馬も道中脚を使わされそうなので直線一気は厳しいだろう。前々で競馬する馬が勝ちそうだ。
オルフェーヴルの取捨がポイントだが、前走大敗からこのレースを制した馬は52回の歴史で皆無のデータがあるので常識的には苦しいだろう。ただ四冠馬でコーナー4つある小回りの短い直線コースのステイゴールド産駒なら、出してくる以上そうそう見苦しい競馬はしないと思う。全兄ドリームジャーニーもこのレースを勝っていることからも適性は十分なので、力でアッサリの場面もあるかもしれない。シルシは対抗にしてあるがパドックを見て◎にするかも?
主力は天皇賞馬ビートブラックにする。天皇賞勝ちはフロック視されているが、積極的な競馬でこの馬の素質が開花したと見たい。今回も早めに仕掛けていくと思うので、馬場が乾いてきたことも味方してバテない脚でギリギリ粘り込むと見た。
3歳のマウントシャスタはこの春のG1戦線を席巻した感のあるディープインパクト産駒なので、格下でも昨年の安田記念リアルインパクトのように何かでかいことをやってくれそうな雰囲気がある。どちらかと言うとやや時計のかかる芝向きなので馬場が乾くのは良くないと思うが、53Kの斤量を利していい末脚を使ってくれそうな予感がある。
ミスプロ系産駒ではやはり昨年3着のエイシンフラッシュが筆頭だろう。ドバイ遠征から間隔を取っているので体調面は心配いらないと思う。ルーラーシップはキングカメハメハ産駒だが晩成型でウィリアムズが出して行く競馬をすると思うので昨年の5着以上は期待できる。
4歳勢は三冠馬が出た世代なのでオルフェーヴル以外は基本的に弱いと見ていいが、ステイゴールド産駒ナカヤマナイトだけは阪神二千二に適性がありそうなので連下に押さえたい。
昨年の勝馬アーネストリーは7歳となり臨戦過程もイマイチだが、先行力は軽視できないので3着候補に挙げておきたい。
まとめると
◎ ビートブラック
〇 オルフェーヴル
▲ マウントシャスタ
△ エイシンフラッシュ ルーラーシップ ナカヤマナイト
☆ アーネストリー
馬券は◎〇からの馬連、3連単にする。
オルフェーヴルは、規格外の馬だけに、どうするか最後まで迷いそうです。
by シービーちゃん (2012-06-24 12:50)