函館記念 回顧 [競馬]
ディープブリランテがAscotのKing Georgeに挑戦する。St Nichoras Abbey、Nathaniel、Sea Moon、Danedream、Sharetaなど相手は強豪ぞろいだが、何せ3歳馬なので55Kで出走できる。古馬牡馬は60.5Kを背負い、牝馬でも古馬は59Kなので、斤量差を利しての一発があるかも?
レース結果 天候; 馬場;良
-------------------------------------------------------------------- トランスワープ 2:00.4 前半3F 34.9 - 4F 46.9
イケトップガン 1 1/4 上り4F 48.9 - 3F 36.5
ミッキーパンプキン ハナ
△ トウカイパラダイス 3/4
マヤノライジン 1 1/2
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馬券 カスリもしないわ…
逃げた最軽量セイカアレグロのラップは1000m59.1で追いかけたメイショウクオリア、キングトップガンなどが大差の殿2頭になった結果からも結構厳しい流れだった。加えて3角手前から馬群は塊り、マイネルスターリー、ロードオブザリングが外から捲ったので全体的に澱みのない展開になった。
結果、内々の経済コースをロスなく回ってきた馬が上位を占めた。2着のイケトップガンは大外から追い込んできたが、4角で外に出すまでは内々の後方で脚を溜めていた。
長く持続するスタミナに裏打ちされた末脚勝負になり、コース取りとハンデが明暗を分けたように思う。函館の洋芝特有のレース色が濃く出たレースなので、次の札幌記念や新潟記念につながることはないと思う。
前半=後半
2012 トランスワープ 良 2分00秒4 59.1=61.3
2011 キングトップガン 良 2分00秒3 59.7=60.6
2010 マイネルスターリー 良 1分58秒5 57.8=60.7
2009 サクラオリオン 良 2分00秒6 60.8=59.8
2008 トーセンキャプテン 良 2分00秒3 59.0=61.3
2007 エリモハリアー 良 2分02秒8 63.0=59.8
重賞初制覇となったトランスワープは7歳ながら途中長いブランクがあり今日が19戦目なので馬体はまだフレッシュなのかも。ファルブラヴ産駒の牡馬としては初重賞だが、ワンカラットやアイムユアーズなどが洋芝で活躍していることからも、パワー型のガッシリした体型のこの馬も適性が高いのだろう。マイル以下で活躍馬を出しているファルブラヴ産駒だが、この馬はBMSがリアルシャダイなので距離がもつのだろう。次は新潟記念だと思うが、時計の速い瞬発力勝負になり易いレースなので、脚質からは厳しいのでは…
2着のイケトップガンは巴賞から4K減の52Kの軽ハンデと道中内々で脚を溜め4角スムースに外に出せたのが直線の切れる脚になったと思う。高齢のマヤノトップガン産駒なので函館記念御用達の血統・馬齢とも言えるので、今日は馬券的には狙い目だった。後の祭りだが…
3番手から4角手前で先頭に立ち直線差を広げて逃げ切りを図ったミッキーパンプキンだったが、ゴール前で一杯になり外から急襲してきたイケトップガンにも差され0.2差の3着。ダンスインザダーク産駒らしくタフな流れ向きのこの馬の持ち味が活きたレースだったが、勝てたレースを取りこぼした様にも思う。二千は微妙に長いのでは…
本命に推したコスモファントムは-16Kとスッキリした馬体で登場。先団の内々で絶好の位置だったが、直線は伸びるどころか終いバタバタ。鉄砲を苦にするタイプでないので、戦績からも夏場がダメな馬なのだろう。札幌で未勝利を勝っているので涼しい函館なら暑さも大丈夫だろうと見たのだが…
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