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エルムS 回顧 [競馬]

ようやくダート戦線に新星が現れたが、3歳陣にも4連勝中のハタノヴァンクール(父キングカメハメハ)がいるし、クラシック戦線からダートに転向してきたトリップ(父クロフネ)もいる。今年のJCダートは3、4歳勢が中心になるかも?[soon]

レース結果                 天候;[晴れ]   馬場;良
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[1] ◎ ローマンレジェンド  1:42.2  前半3F 35.8 - 4F 47.9
[2] △ エスポワールシチー  クビ   上り4F 48.3 - 3F 36.3
[3] ▲ グランドシチー       4
[4]    エーシンモアオバー  3/4
[5]    サイオン           3 1/2
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馬券 馬単:的中!だがトントン[フリーダイヤル]

kaiko_01.gif今年もエーシンモアオバーがハナに立ち、ヤマニンキングリー、エスポワールシチーが続いた。ローマンレジェンドは中団の外目で少し離れた後方にグランドシチーとサイレントメロディの並びとなった。1000m59.9だから平均ペースでだが、エスポワールシチーが3角あたりから差を詰めにかかり、ローマンレジェンドが3角過ぎから捲ってきたため、流れが緩むことはなかった。直線はエスポワールとローマンのマッチレースとなった。

勝ちタイムは2000年のシンコウスプレンダのレースレコードを0.6上回るが、シンコウスプレンダの時計は脚抜きのいい不良馬場でのもので、良馬場でこの時計はマチカネニホンバレの不良馬場でのコースレコード1分41秒7に匹敵するものだと思う。また、BMSブライアンズタイム産駒が2、3着なのでRoberto系向きのレース傾向に変化はなかったと思う。

終始外を回して3角過ぎから一気に差を詰め、直線のマッチレースを制したローマンレジェンドは5連勝の初重賞となった。3K貰っていたとは言え、重賞初挑戦の馬が正攻法でG1馬を負かしたのだから本物だろう。長くいい脚が使えるのがこの馬のいい所で、直線内にモタれることが無かったらもっと楽に勝てたように見えた。血統も母系が優れたダート血統の配合で、レースぶりから荒削りのとこもあるのでまだまだ伸びシロも相当あり、12月までの成長次第ではJCダートでも楽しみな馬だ。今日のこの結果はダート戦線世代交代の分水嶺になると見ているのだが…

キッチリ仕上げてきたエスポワールシチーはエーシンが行ってくれたのでほぼ理想的な流れになった。4角ではローマンレジェンドが来るのを待って追い出した。そこでスッと引き離せなかったのは59Kの斤量なのか、それとも往年の力が衰えているのか判断し難いが、外枠でも内々の経済コースを進んだことから道中は余裕があったと思えるので、やはりピークは過ぎて衰えが来ていると見ていいのでは。秋が深まるにつれ兆候がよりハッキリしてくるだろう。

後方2番手からの競馬になったグランドシチーは4角最後方だったが、内ラチ沿いが開いたためそこを伸びて来ての0.7差の3着。とは言ってもレース大勢が決まった後からの末脚で、1、2着馬とは相当に力差がありG1で云々できる馬ではなさそうだ。

期待したサイレントメロディの+14Kは滞在競馬でも少し重目残りだろう。終始最後方で4角外を回したが、直線はダラダラでノリが真面目に追ってなかった。どうもスタート前歩様のチェックを受けていたようで、そのあたりで何かトラブルでもあったのかも? 


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