京都大賞典 予想

秋の天皇賞、ＪＣ、有馬記念につながりそうもないメンバーだ。オルフェーヴル不在の4歳以上古馬陣で今でもまともなのはルーラーシップ、ダークシャドウくらいで寂しくなったものだ。

ミッキーぺトラ、レックスパレード、コスモラピュタと逃げ・先行馬が揃ったので、何が行くにしても例年のような超スローにはならず、淡々と流れ澱みのない平均ペースで実力馬向きのレースになりそうだ。推定タイムは良で2分24秒台前半あたりか…

例年に比べるとかなり小粒なメンバーだが、実績馬の仕上がり具合がもう一つと巷間言われているので、札幌記念を勝った牝馬フミノイマージンが一番人気に押し出されている。

昨年このレースを59Kで勝ったローズキングダムが今年は57Kだ。加えて直線平坦の淀なので、非力な面のある血筋のこの馬にとって今や走れるのはここ京都しかないと見ている。鉄砲は利くタイプなので、ここは底力で連覇してくれると思う。

今年の春シーズンジワジワと力をつけてきたギュスターヴクライが相手だろう。ハーツクライ産駒なので伸びシロもまだ残っていると思うので上昇力はこの馬が一番だろう。休み明けに良績がないので2番手にしたが、ローズキングダムとそれほどの差はないのでは。

この2頭でほぼ決着すると思うが開幕週の馬場なので先行勢の前残りがあるかも？　恐らく2番手からの競馬になると見ているコスモラピュタは良馬場ならオールかマーのようなことはなく、直線でも渋太く脚を使うのでは…

人気のフミノイマージンは6歳の牝馬なので、2番続けて牡馬との混合戦を勝てるほどの底力が二千四の距離で残っているとは思えない。連下程度の評価でいいだろう。

まとめると

◎　ローズキングダム
〇　ギュスターヴクライ
▲　コスモラピュタ
△　フミノイマージン

馬券は見送る予定だが、買うとすれば◎〇を1、2着にした3連単

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