2017有馬記念

キタサンブラックの引退レースとなり引いた枠が絶好の2番。まさかＪＲＡが忖度したわけではないだろうが…。強運を持っている馬だわ。

さて、そのキタサンブラックが余裕で先頭に立ちレースを主導する展開で流れはスロー。ＪＣと同じようにボウマンのシュヴァルグランがぴったりとマークか？　緩い流れなので一団の馬群になり後続も先頭からそう離されず３コーナー手前辺りから動きが出てきそうだ。結局は直線の瞬発力勝負になりそうな気がする。推定タイムは２分３２秒台後半辺りか？

キタサンブラックは中山だと上がり３ハロンのタイムは平凡だ。酷い馬場の天皇賞、流れを緩めず見た目以上に厳しかったＪＣの後遺症も残っているだろう。秋３戦目の５歳馬は成績を落としているのでおつりはほとんどないと見たい。

ＪＣ馬シュヴァルグランは広いコースでこその馬だろう。中山や阪神の内回りでの過去のレース振りから見ても、ここで馬券になることは想像しにくい。

ハーツクライ産駒の有馬記念の成績は良くないが、こと中山二千五百となるとステイゴールド産駒と並ぶほどの成績を残している。過去２年の成績はステイゴールド産駒が１位(４勝し２着４回)、ハーツクライ産駒が２位(４勝で２着２回)　言われているほどハーツクライ産駒は苦にしていないのである。それにハーツクライ自身が有馬記念馬だからな。

と言うことで、勢いのある３歳馬スワーヴリチャードを軸にする。アルゼンチン共和国杯は相手が弱かったので楽勝したが、タイムは歴代２位タイと優秀。レイデオロのＪＣを見ると古馬一線級とも十分やれると見た。４歳勢にこれと言った馬がいないことも３歳世代には好条件だ。

相手はムーア騎乗のサトノクラウン。ＪＣは出負けして後方からの競馬になり３コーナーから脚を使ったため伸びなかったが、すんなり出れば小回りの中山コースはこの馬に向いていそうで前々の競馬なら勝負強さを見せられるだろう。

４歳勢ではシャケトラよりレインボーラインだろう。菊３着で中山二千五百適性抜群のステイゴールド産駒。今春の日経賞ではシャケトラに負けているが脚を余していた。シャケトラも右回りのほうがいいタイプだと思う。

他では３歳勢のブレスジャーニー、サトノクロニカルの伸びしろと２頭とも母系にロベルトの血が入っていることに魅力を感じる。

◎スワーヴリチャード
〇サトノクラウン
▲レインボーライン
△シャケトラ　キタサンブラック　ブレスジャーニー　サトノクロニカル

馬券◎〇軸の馬連と３連単で行く

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