2018天皇賞 予想 [2018競馬]
芝重賞戦線は4歳勢が席巻しているが、長距離戦の日経賞、阪神大賞典の勝馬は5歳世代だった。長距離戦線では世代交代が進んでいないのかも? 2着は4歳世代なのだが…
絶好の枠を引いたヤマカツライデンの逃げ。昨年は大外枠から気合を付けて1000m58.3とハイペースの大逃げだったが、今年は60~61程度に抑えるだろう。陣営が引き付け逃げはしないと言っているようなので、1000過ぎからのどこかでピッチを上げて引き離しにかかるのでは? ガンコ、クリンチャーがどこで仕掛けるかにもよるが、平均ペース以上の流れになるのは確実だろう。推定タイムは、今の淀の馬場なら悪くとも3分13秒台後半あたりか?
先週から淀の芝はディープインパクト、ハーツクライ産駒が圧倒している。日曜も基本的に変化はないだろう。後半3ハロンのスローの瞬発力勝負ならディープ産駒だろうが、平均ペースの澱みのない流れで後半4ハロンの持続力勝負になるとハーツクライやステイゴールド産駒向きのレースになるだろう。
と言うことで狙いはハーツクライ産駒の4歳馬サトノクロニクルだ。この馬の良いところは長くいい脚を使えることだ。トビが大きく綺麗なフォームで走る馬なので良の淀は絶好の条件である。半兄サトノラーゼンも京都の芝を得意としていた。GⅠ実績のない馬だが、例年ほど強い馬がいないここなら4歳の勢いに期待する。
相手もハーツクライ産駒のシュヴァルグランだ。このレース過去2、3着と実績は十分。大阪杯は着順は悪いが叩き台で、むしろダメージが少ない2000の距離での脚慣らし。メンバー中唯一のGⅠ馬でボウマンがヤネならキッチリと力を発揮するだろう。ただ、6歳になって上積みはなく衰えの出るころでもあり、少々不安はある。
渋った馬場での実績が目立つがクリンチャーはレコードの皐月賞で0.3差の4着もありスピード競馬にも対応できる馬である。前走テン乗りのユタカが道中持っていかれるほど乗り方の難しい馬なので、急遽決まったコーセイがどう乗るかがカギになりそうだ。折り合いがつき4角先頭ならチャンス十分と見る。
レインボーラインは後方からの競馬になるだろう。昨年は最後方から流れ込んだだけの競馬であったが、今年もある程度流れる展開が予想されるので同じ位置取りでは多くは望めないだろう。岩田が工夫して乗るだろうから、上手く直線インに潜り込めれば連下はあるかも?
日経賞の勝馬ガンコはどちらかと言うとパワータイプ。時計が速くなる今の淀の芝では、先行して流れ込むだけの恵まれても連下程度か?
むしろ、日経賞でガンコに遅れを取ったチェスナットコートのほうがハーツクライ産駒で今年になっての勢いに魅力がある。例年内枠は要注意だが、今年はこの馬に運がありそうだ。
他では勝つイメージは湧かないが3着ならと期待したいのがディープ産駒のソールインパクト。何せこの馬3着12回で長距離重賞でもそこそこの競馬をしている。3着候補のアナとして面白そうだ。
◎サトノクロニクル
〇シュヴァルグラン
▲クリンチャー
△チェスナットコート
△レインボーライン
△ガンコ
☆ソールインパクト
馬券は◎を軸にした馬連と3連単にする。
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